12月10日、いよいよ東京地裁に提訴します

これまでにもお伝えしてきましたが、いよいよ12月10日に提訴いたします。当日の予定は、以下の通りです。

12月10日(月)
13:00 東京地裁に提訴
14:00 司法記者クラブにて記者会見

この提訴に関する報告は、年明け2月に原告交流会を兼ねて集会を行う予定です。詳細は未定です。このサイトにおいてご案内いたします。

私たちは、天皇の即位・大嘗祭に伴う各儀式のいずれについても、それがまさに天皇制の根幹にかかわる宗教行為そのものであると批判しています。
この件について、メディア各紙の報道も、秋篠宮文仁が、要旨「宗教色の強い大嘗祭を国費で賄うことが適当かどうか」という発言をしたこともあって、増えてきています。みなさま、ぜひともこの訴訟にご注目ください。


全国220人・「大嘗祭は違憲」12月10日に提訴へ(毎日新聞)181130
皇位継承に伴う「即位の礼」や「大嘗祭(だいじょうさい)」は政教分離や国民主権を定めた憲法に違反するとして、全国の約220人が国に儀式への公金支出差し止めなどを求めて12月10日に東京地裁に提訴することが30日、原告団への取材で明らかになった。
提訴準備を進める「即位・大嘗祭違憲訴訟の会」事務局によると、原告はキリスト教、仏教などの宗教関係者や市民ら。昭和から平成の代替わりの際にも大嘗祭について違憲訴訟を起こした原告や、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関して違憲訴訟を起こした原告らが含まれるという。
同会は「11月9日に準備会を設立し、原告を募っている」と話しており、大嘗祭への公費支出について問題提起をした秋篠宮さまの記者会見と、今回の提訴方針は「直接関連はない」としている。【伊藤直孝】

大嘗祭「違憲」12月提訴へ・政教分離原則に違反と(共同)181130
来年催される新天皇の「即位の礼」や皇位継承の重要儀式「大嘗祭」は、憲法が定める政教分離の原則に反するとして、市民団体「即位・大嘗祭違憲訴訟の会」は30日、国に1人当たり1万円の損害賠償と、儀式に公金を支出しないよう求める訴訟を、12月10日に東京地裁に起こすと明らかにした。
原告は、安倍晋三首相の靖国神社参拝違憲訴訟に関わってきた市民やキリスト教、仏教の宗教関係者ら約220人。即位の礼や大嘗祭は、神話に由来する神器が用いられたり、皇室神道形式で行われたりすることから、宗教性は明白だと主張。象徴天皇制にそぐわず、国民主権に反するとしている。