即位・大嘗祭違憲訴訟の会NEWS No.15

即位・大嘗祭違憲訴訟の会のニュース15号です。
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原告・弾圧当事者・専門家証人を申請

 前回 9 月 21 日の第 12 回口頭弁論期日において、今後の裁判進行について以下のような協議がなされました。
 原告側主張については大筋出されているが、追加の書面を出す(歴史的経緯等に関する主張の補充、政教分離訴訟に関する過去の判例と今回の実態との比較など)。また証人として、専門家、原告、天皇制弾圧当事者について人選しているところである。被告側が求釈明に答えない状況が続いているので、最終的には確定しきれない部分があるが、書面と人証申請など、11 月末までにできる限り出す。
 以上のようなスケジュールに基づき、弁護団は奮闘しています。追加の主張、原告及び弾圧当事者の証人候補者の選定を予定通りに終えて、現在、それらに関する証拠書類等の準備、陳述書に基づく立証趣旨・尋問事項の検討などを進めています。さらに、専門家へのヒアリングや意見書執筆依頼に関しても、着々と作業を進めているところです。
●陳述書をお寄せ下さい
 とはいえ、原告の天皇制批判に対する思いはさまざまであり、したがってそれを反映した主張・さらにはその立証についても、多様なものとならざるを得ません(この訴訟では、国賠分に限っても、すでに 16 本の準備書面が提出されています)。裁判所から、主張は十分尽くしただろうなどと言われても、正直、そうだと言い切れない部分が残ります。
 ここで、原告の皆さんには、ぜひとも陳述書を書いて送ってくださるよう、再度訴えます。
 字数に制限はありません。短いものでも構いません。内容は原告としての思いを自由にお書き下さい。ワードなどのデータを、事務局宛てにメールなどでお送りください(e-mail: sokudai@mail.zhizhi.net、郵送の場合は〒 202-0022 東京都西東京市柳沢 2-11-13 即位・大嘗祭違憲訴訟の会)。原告の多様な声が、裁判所に対する圧力ともなります。今月中にいただいたものを、まとめて次回弁論の場に提出したいと思います。
 裁判はいよいよ後半戦に向かっています。引き続き、本訴訟への注目をお願いします。